モデルは、ほとんどすべてのライティングセットアップの被写体です。メインライトを受け止め、検証したい影を落とし、フレームにスケール感を与えます。思い浮かべている人物に最も近いプリセットから始めてください。髪型、肌、服装、体型、ポーズは、あとからすべて変更できます。そのため、実際に変えられない選択は、土台になるベースモデルだけです。set.a.light 3D には、8種類のベースモデルと、それをもとにした30種類の既製モデルが付属しています。
適用対象 BASIC、STUDIO、CINEMA · 必要なもの:セットアップタブで開いたプロジェクトと、表示されたライブラリパネル(デフォルトでは N キーで表示/非表示を切り替えます)。
モデルのチュートリアル動画の最初の30秒ほどで、一連の操作を見られます。そこにあるモデルを削除し、ライブラリから新しいモデルを取り込みます。
モデルの探し方
モデルは、セットアップタブの左下にあるライブラリパネルのモデルタブにあります。被写体を探す手段は3つあり、最初の2つは組み合わせて使うものではなく、どちらか一方を使います。タグの行は、一覧を女性(15件)、男性(8件)、子供(4件)、動物(3件)に絞り込みます。検索フィールドは入力に合わせて名前を照合し、タブ全体を検索します。何か入力している間は有効なタグが無視されるため、女性が選択されたままでも男性が表示されます。星は絞り込みではありません。お気に入りに登録したエントリーを先頭に並べ、それ以外のエントリーはその下にすべて残します。各エントリーの小さな星が、お気に入りの印です。タブヘッダーのボタンを押すと、ライブラリが独立したウィンドウとして切り離されます。デフォルトでは E キーで、フローティングパネルとして開くこともできます。

モデルを追加する手順
- ライブラリパネルでモデルタブを開きます。
- タグを選ぶか、検索フィールドに入力して、適した被写体を見つけます。星を使うと、表示中のどの一覧でも、お気に入りが先頭に並びます。
- エントリーをダブルクリックします。→ モデルがセットの中央に、床に立った状態で現れます。すでに何かが立っている場合は、場所が空くまで20 cm単位で横にずれて配置されます。
ドラッグして追加することもできます。エントリーを一覧から引き出し、スタジオビューの置きたい位置にドロップします。ドロップまたはダブルクリックで追加したモデルは、ライブラリでの向きのまま現れます。アプリマネージャーのプロジェクト設定にある編集グループで新しいオブジェクトをビューに合わせるをオンにすると、新しいオブジェクトはスタジオカメラのほうを向きます。
どのベースモデルから始めるか
8種類のベースモデルのうち、2つは成人のVictoriaとMike、3つは子供のSarah、Lucas、幼児、3つは動物の猫、犬、馬です。ライブラリの30件のエントリーはそれぞれ、このうちちょうど1つに属します。そのベースモデルに、身長、体型、肌、目の色、髪型、メイク、服装をあらかじめ設定したものです。
ベースモデルによって、そもそもどのコントロールがあるかが決まり、その差は大きくなります。メイクがあるのはVictoriaだけ、ひげがあるのはMikeだけで、幼児には顔や体のミックスがまったくありません。猫(目の色は4種類)と犬(9種類)では目の色を変えられますが、馬の目の色は1色に固定されているため、目グループは表示されません。動物には髪型もメイクも表情もなく、ポーズのグループは立ちの1つだけです。アクセサリーグループには、猫の首輪が1つ、犬の首輪が2つあり、馬は何も身に着けていません。ファミリーごとの完全な一覧は、モデルのリファレンス:ファミリーと設定にあります。

入れ替え、複製、削除
スタジオビューでモデルをクリックして選択します。すると2つのものが現れます。1つは選択したモデルの横に表示される小さなボタンのまとまりで、オブジェクトコントロールの表示を切り替えボタンで表示/非表示を切り替えるオブジェクトコントロールです。もう1つは、左側に表示されるモデルのインスペクターです。

このボタンのまとまりの中の1つが、モデルリストを開き、モデルを別のプリセットに入れ替えます。表示されるのは同じベースモデルをもとにしたプリセットだけで、スタイリングと体の比率の*両方*が置き換わります。位置とポーズはそのままです。そのため、VictoriaをMikeに変えることはできません。新しいモデルを追加して古いモデルを削除してください。その場合、ポーズは引き継がれません。入れ替えでは比率も上書きされるので、残したい見た目は、入れ替える前にマイライブラリに保存で保存しておきます。

インスペクターの下部にある3つのボタンが、日常的な操作を担います。取り付けられたオブジェクトの扱いがそれぞれ異なります。モデルが撮影小道具を持った時点で、この違いが重要になります。
| ボタン | 動作 | 子オブジェクトとアニメーションの扱い |
|---|---|---|
| セットから取り外す | モデルを削除する | 取り付けられているものをすべて削除し、アニメーションエディタからそのモデルの行も取り除く。Delete キー(デフォルト)と同様に、ロックされたモデルや、ロックされた子オブジェクトを持つモデルは対象外で、オブジェクトはロックされていますと表示される |
| 複製 | 同じ設定の2体目のモデルを作る | そのオブジェクトだけをコピーする(手に取り付けた撮影小道具は元のモデルに残る)。ただしアニメーションは引き継ぐ(アドオン:Animation Tool)。ポジションのキーは、コピーの新しい位置に合わせてずらされる |
| マイライブラリに保存 | モデルを再利用できるエントリーとして、アセットタブのマイライブラリに保存する | グループ全体を収集するため、取り付けた撮影小道具も一緒に保存される。ポーズと服装も含まれる |

インスペクターのヘッダーにあるピンを使うと、セット内で別のものをクリックしても、選択中のオブジェクトがインスペクターに表示されたままになります。モデルとライトを見比べるときに便利です。Ctrl + C と Ctrl + V で選択をコピーでき、あるショットから別のショットへもコピーできます。macOSではこの2つは Cmd + C と Cmd + V になりますが、ドラッグ中に押し続ける修飾キーは、どちらのOSでも Ctrl のままです(キーボードショートカット一覧を参照)。モデルの名前を変更するには、インスペクターのヘッダーで名前をダブルクリックします。この名前がセットリストに表示されます。

よく撮影する被写体は、10秒ほどかけて保存しておく価値があります。名前の付け方、フォルダー、エントリーを別のコンピューターへ移す方法は、ポーズ、表情、モデルを再利用するで説明しています。
ヒントと制限
- モデルはどのエディションでも使え、セットに置ける数に制限はありません。BASICの光源5つという制限は、ライトにだけ適用されます。
- 独自のモデルを持ち込むことはできません。3Dインポートアドオンが取り込むのはオブジェクトで、インポートしたオブジェクトはオブジェクトのままです。ポージングモードが受け付けるのはモデルだけなので、ポーズを付けることも、服を着せることも、表情を付けることもできません(3Dインポート:アドオンが読み込む内容を参照)。
- モデルを追加しても、何かがそのモデルに向くことはありません。ライトではモデルに向けてライトを回転、カメラではモデルに向けてカメラを回転を使います(ライトの向きを合わせる(ターゲットロック)を参照)。
- 子供のモデルは、自動的に服を着た状態に保たれます。一部の学校向けライセンスやボリュームライセンスでは、すべてのモデルが同様です。このフォールバックが適用される条件は、モデルの服装を設定するで説明しています。
トラブルシューティング
- モデルが動かない。 ロックされているか、非表示か、別のオブジェクトに取り付けられています → モデルの問題。
- 説明にあるグループがインスペクターにない。 そのベースモデルには、該当するオプションがありません → モデルの問題。
