ライティングに関する報告の多くは、誰からも説明されていない場所で、仕様どおりの動作が起きているものです。このページでは、繰り返し寄せられるものを、症状、原因、対処に分けてまとめています。ライトの動作ではなく、ライトの描画そのものがおかしい場合は、グラフィックスの問題から確認してください。
新しいフラッシュがかなり暗い
原因: 新しいフラッシュヘッドは、そのヘッド自身の出力スケールで4段階下、つまり最大出力より4段(ストップ)下で作成されます。セットを明るい側ではなく、暗い側から組み上げられるようにするためです。スケールの幅がそれより短いヘッドは、代わりにそのヘッドの最小値から始まります。3.0 から 10.0 まで調整できるヘッドは4段階下で作成され、1.0 から 3.0 までしかないヘッドは 1.0 で作成されます。定常光の機材は、最大出力で作成されます。
対処: 出力を上げます。スライダーの下の数値は、実際のヘッドに表示されるものです。調整できる範囲は選んだヘッドによって決まります。ライトの設定を参照してください。
ライトにライトシェイパーをドロップしたら、ライトがもう1つ増えた
原因: ドロップが受け付けられるのは、新しいパーツが、そのライトがすでに持っているものと適合する場合だけです。選択用のポップアップが適用するのと同じルールです。適合しない場合、インターフェースでは決して許されない組み合わせを残さないよう、ドラッグは新しいライトの配置に切り替わります。
対処: 余分なライトを削除し、そのライト自身のインスペクターからシェイパーを変更します。インスペクターには、適合するものだけが表示されます。
ライトが勝手に向きを直し続ける
原因: ターゲットにライトを固定がオンになっています。新しいライトは、すべてオンの状態で作成されます。ライトを動かし始めた瞬間に、プログラムは光線の先を見て、光線が当たったものを取得し、移動の間ずっと、ヘッドをその位置に向け続けます。そのため、手で入力した向きは次に動かすまでしか保たれず、その移動では、そのとき光線が向いている先から新しい点が取得されます。角度を編集してもロックはオフになりません。また、ライトのターゲットポイントは数値で入力できません。数値のターゲット入力欄があるのは、カメラです。
対処: 角度を設定する*前に*、ターゲットにライトを固定をオフにします。そうすれば、向きはどの移動のあとも保たれます。選んだ点ではなく被写体にライトを向けたい場合は、代わりにモデルに向けてライトを回転を使います。ライトを最も近いモデルへ向け、同時にロックをオンにします。どちらもライトの向きを合わせる(ターゲットロック)で説明しています。
ライトが被写体を見失った
原因: ターゲットポイントは、プログラムが光線に沿って先を見て見つける点です。何も当たらない場合、たとえばモデルが移動して光線がすべてのものを通り過ぎるようになった場合、ポイントは何もない空間のはるか遠くに置かれ、ヘッドもそこへ向きます。
対処: ライトを再び何かに向けます。光線が被写体を横切るようにライトを動かして再取得させるか、ターゲットポイントを自分で設定してください。
トグルがオンなのに、スタンドが消えた
原因: スタンドのモデルには、対応する高さの範囲があります。その範囲を外れると、実在しない形のスタンドを表示する代わりに、モデルが自分で非表示になります。ライトは、置いた位置にそのまま残ります。
対処: 高さを範囲内に戻すか、その高さまで届くスタンドを選びます。W(デフォルト)はスタンド全般の表示と非表示を切り替えるので、まずこれを確認してください。
複数のライトをまとめて調光したら、比率が変わった
原因: 各ヘッドの値は、それぞれのスケールの段階に丸められます。スタジオフラッシュは独自の出力スケールで段階的に変わり、ランプはパーセントで動作するため、種類の異なるライトを選択して1回の操作で変更しても、すべてのヘッドが同じ量だけ動くわけではありません。
対処: 先にメインライトを設定し、ほかのライトをそれに合わせて調整するか、同じ種類のライトをまとめて調光します。スライダーを信用せず、結果を測定してください。光とライティング比を測定するを参照してください。
ショットを読み込んだら、ソロが戻ってきた
原因: このライトだけを有効にするはセットと一緒に保存されるため、ショットに引き継がれます。
対処: スナップショットを撮る前に、ソロをオフにします。ソロは作業用の補助機能で、これを保存したショットは、ライト1灯でレンダリングされます。
ランプを選択しているのに Q や S が効かない
原因: どちらのキーも、スタジオヘッドと同じように、室内照明(テーブルランプ、天井の照明器具など)に対して機能します。キーが効かない場合は、オブジェクトの種類ではなく、コンテキストか選択に原因があります。ショートカットのコンテキストはポインターの位置に従い、ポインターがテキストフィールドの上や、モーダルダイアログの上にあるときは、どのショートカットも動作しません。
対処: ポインターをスタジオビューの上に移動して、もう一度押します。ヘッドとランプを混ぜて選択している場合、どちらのキーも*アクティブな*オブジェクトの状態を読み取り、選択全体をそれに合わせます。そのため、どの行がアクティブかを確認してください。オブジェクトコントロールにあるランプ専用のオン/オフとソロのボタンでも、同じ操作ができます。キーはデフォルトの割り当てで、設定 → ショートカット…から変更できます。キーが機能するコンテキストは、キーボードショートカット一覧で確認できます。
スクリムとディフューザーパネルを使った古いセットが暗くなった
原因: ディフューザーが透過する光の量が、このバージョンで修正されましたが、その修正は既存のプロジェクトには反映されません。そのため、修正前に作成したセットは、同じ減光の設定でも暗くレンダリングされます。どれだけ暗くなるかは、セットによって異なります。
対処: 新しい基準として扱い、セットを調整し直します。パネルの後ろのライトを上げて、測定値が望む値に戻るまで調整し、重要なショットをレンダリングし直してください。補正値は公開されていません。この設定が現在どう働くかは、光を和らげる、反射させる、遮るで説明しています。
アップデート後、ライトメーターの測定値が変わった
原因: 測定そのものが、このバージョンで修正されました。メーターは以前より正確になっており、セットが変わったわけではありません。
対処: メモの根拠になっている測定値を、取り直してください。同じセット内の2点間の比率は、絶対値に比べて影響がはるかに小さくなります。
モデリングライトが見えない
原因: モデリングライトはフラッシュに比べて弱い光です。フラッシュに合わせた露出では、その寄与は見えません。
対処: 遅いシャッタースピードか高いISO感度で確認するか、配置している間はフラッシュをオフにします。モデリングライト有効は、新しいライトでは、BASIC以外ではデフォルトでオンで、BASICではオフです。その下の比例ではパイロットランプがヘッドの出力に追従し、フルではパイロットランプ自身の出力のままになります。
ライトシェイパーの一覧が、同僚のものより短い
原因: 一覧を短くするフィルターは3つあり、同時に働くことがあります。選択しているライトのマウント、アプリマネージャーで非表示にしたエントリー、そしてエディションです。BASICには含まれないカテゴリーもあります。
対処: 必要なマウントのライトを選択し、アプリマネージャーで非表示のエントリーを確認し、お使いのエディションをBASIC、STUDIO、CINEMAの比較と照らし合わせます。全体の一覧は、ライトシェイパーカタログにあります。
BASICで、これ以上ライトを追加できないと表示される
原因: BASICのセットに入れられるライトは最大 5 つで、この上限は、追加、複製、貼り付けのどの方法にも適用されます。
対処: ライトを削除するか、1つをオフにして再利用します。通知のタイトルはBASICエディション制限で、メッセージは「BASICエディションでは最大5つのライトしか作成できません。」です。

ゴボが引き伸ばされた、または色が消えた
原因: ゴボマスクは、インポート時に必ず 512 × 512 ピクセルにリサイズされ、グレースケールに平均化されます。正方形でないマスクは歪んだ状態で取り込まれ、カラーのマスクはグレーになります。
対処: インポートする前に、ファイルを正方形に準備してください。色を付けたい場合は、カラーのマスクではなく、ライトにジェルを使います。パターンや画像を投影するを参照してください。
古いプロジェクトを編集したら、ライトの出力が変わった
原因: 以前のバージョンのプロジェクトは、ライトに触れないかぎり、元のライトプロファイルを保持します。明るさや機材を変更すると、そのライトは現行のプロファイルに切り替わり、出力がわずかに変わることがあります。
対処: 変わることを前提に、調整し直します。または、アーカイブしたプロジェクトのライトには手を加えず、新しいショットを作成してください。
